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白方 敬章
Proceedings of International Conference on Nuclear Data for Science and Technology (ND 1988), p.53 - 56, 1988/00
本報告は、日米共同大型高速炉臨界実験(JUPITER-計画)を現在の炉心解析法で解析した結果に基づいて、炉心解析法の一部である核デ-タへの反映をまとめたものである。JUPITER実験解析の結果、核特性のC/E値(計算/実験)の径方向依存性、ナトリウム・ボイド反応度の過大評価などが明らかになった。その原因究明のため、感度解析さらにそれに基づいて核デ-タ修正を行った。感度解析の結果、現在の設計の大型炉心では239Pu核分裂断面積と238U吸収断譴責が他の断面積に比べて圧倒的に大きい感度を、核時性に対して有していることが分かった。次に、積分実験値を用いての核デ-タ修正の結果、239Pu核分裂断面積を10KeV以下で2%高くすべきこと、238U吸収断面積を1KeV1MeVの範囲で6%低くすべきことが明らかになった。